和而不流(和して流れず)

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第80代島根県議会議長に就任しました

「議論を尽くす」という議会の本旨を果たすべく最善の努力を重ねます

5月17日に開催された第485回島根県議会5月臨時会において、第80代島根県議会議長に選任されました。平成15年4月に平田市選挙区から県議会議員に立候補してから20年を経ての議長就任で、平田地域からは飯塚普彬先生が平成11年5月に第63代議長に就任されて以来、2人目で、感慨深いものがあります。

就任あいさつで、小生は、3年余にわたる新型ウイルス感染症の流行に加え、ロシアのウクライナ侵略、円安、エネルギーコストをはじめとする諸物価の高騰など、社会、経済を取り巻く環境がかつてない激動の中にある中で、昭和30年に929,066人を数えた本県の人口は若年世代の県外流失によって減少を続けており、県民生活を持続的な発展方向に導くためには、少子高齢化の進行を食い止め、次代に明るい光が見える取り組みを進める必要があり、議会と執行部がともに英知を出し合い、鞠躬尽瘁することが求められていると述べました。

平成3年に平田市議会に議席を得て地方政界に身を投じてから、『議会は議論の場である』ということを常に意識し、副議長の職にあったときを除いて123回の定例会で質問に立ち、『識を磨き、思考を言葉にし、言葉で政策を語る』ということを実践してきましたが、しばらくは議長として、「議論を尽くす」という議会の本旨を踏まえ、与えられた使命を果たすべく、最善の努力を重ねたいと思っています。

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