和而不流(和して流れず)
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石見銀山」の「登録延期」報道について
遺産の学術的な価値を説明するためには詳細な調査が必要だが・・・
石見銀山は、イコモスによる審査で『登録延期』との報告が行われ、ユネスコの世界遺産登録は赤信号となりました。現地調査の過程で「かなりの質疑事項が出された」との報道があり、一部では「厳しい」との観測もありましたが、今夏の登録が確実視されていただけに残念です。
イコモスによると、「産業遺跡としての学術的な価値の説明が不十分」とのことですが、銀山遺跡の範囲は広大な面積に及ぶため、詳細な調査にはかなりの時間と経費が必要です。厳しい財政状況下での取り組みであるだけに今後の取り組みは困難な局面も予想されます。
│掲載日:2007年05月13日│
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