和而不流(和して流れず)

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産学連携が地域活性化をもたらす

山形県立長井工業高校の取り組みに学ぶべき

県議会の産業振興調査特別委員会で山形県長井市の地元企業と工業高校の産学連携を調査しました。
長井市では、31000人余のまちに300近い町工場が立地し、工業高校の卒業生は90%以上が地元の企業に就職しています。
現役高校生の多くは、国の技能検定にチャレンジ、また、ロボコンなどへの積極的な参加によって地域企業の先進技術を吸収するなど「進取の気質」にあふれ、積極的な産学連携が図られていました。
長井市役所の商工担当者は、高校生の地元定着により、長井市内の製造業就労者の平均年齢は39歳と、全国平均を10歳以上も下回っており、企業活力の源泉と胸を張っていました。

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