和而不流(和して流れず)

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理屈にならない民主党の「屁理屈」

政治家が国民を侮ってはなりません

民主党は「大蔵省出身はダメだ」と武藤敏郎氏の日銀総裁を拒みました。武藤氏は5年間、日銀副総裁の職にあり、竹中財政金融大臣の反対を押し切り、2回の公定歩合引き上げを支持するなど、国内外の評価も高く、「余人をもって代え難い」人材です。また、道路関係税の暫定税率など租税特別措置法の存続は、全国すべての自治体が、制度存続を前提に平成20年度予算を編成しており、政治家として選択の余地はありません。日銀や暫定税率の問題に対する民主党の理屈に正当性はなく、世論が振れようとしているさ中に、与党や内閣の腰が折れ、代案や修正が相次ぐことは不可思議で、KYどころか極度の音痴と言わざるを得ません。現状は、政治家が国民を侮っており、見くびると大火傷を負うのではと思います。

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