和而不流(和して流れず)

Columns

「平成23年」年頭所感

「備える」

平成23年の年頭にあたり、あらためて自らに「何のために政に参画するのか」を自答した。小生は今春、数えて6度目の選挙を迎える。JUMP21を旗印にした政治活動は一貫して「次代に備える」であり、取り組むべきテーマは「地域再生」に変更はない。
昨年は、円高、尖閣事件、TPP、朝鮮半島の緊張、口蹄疫、鳥インフルエンザなど、息つく暇もないほど「どう対処するか」という目前の対応に追われた1年で、「どう備えるか」がほとんど語られることがなかった気がする。年末年始のドカ雪による交通マヒなどはその証左だと思う。
詩人、坂村真民先生の「あとからくる者のために」に、小生が取り組むべき姿勢が示されているので紹介する。

「あとからくる者のために」
坂村真民
あとからくる者のために
苦労をするのだ 我慢をするのだ
田を耕し種を用意しておくのだ
あとからくる者のために
山を川を海をきれいにしておくのだ
ああ、あとからくる者のために
みな、それぞれの力を続けるのだ
あとからあとから続いている
可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みな 夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ

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