和而不流(和して流れず)

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2月22日は「竹島の日」

日本政府は国益を考えて

島根県議会が条例で、2月22日を「竹島の日」と定めて2年が経過しました。昨年6月には、衆、参両院において「竹島の領土権確立に関する請願」が採択され、初めて国会の意志が示されました。
しかしながら、「竹島は日本固有の領土」と言うだけで、政府部内の動きは従来のままで、竹島問題を所管する部局の設置や日本海の日韓漁業問題などにほとんど進展はありません。
領土問題は選れて国家間の問題で、外交交渉で解決すべきものですが、政府に『解決しようとする意志』が見えなければ、韓国の不法占拠という事実上の実効支配が継続し、「現状が固定されてしまうのでは・・」との心配をしています。
政府が「友好的に」と言っている間に尖閣諸島や南鳥島などの周辺が中国の侵略にさらされ、一部では天然資源の簒奪まで行われている事態は、ずいぶん前に「トロイの木馬」で読んだような気がします。

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