和而不流(和して流れず)

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一流の観光地となるための条件は

評価されるためには何が必要でしょうか

ゴールデンウィークがはじまりました。宍道湖・中海のラムサール条約登録や古代出雲歴史博物館の開館によって『島根』の注目度があがっており、例年以上の観光客の来訪が予想されます。 夏には、石見銀山の世界遺産登録やアクアスのペンギン舎オープンによってさらに大きなインパクトを期待していますが、風光明媚で美味しい魚介類があり、温泉も豊富な地域であるにもかかわらず『島根』の観光地としての評価は、高くありません。
「素材は一級品だけれど・・・」というのが『島根』の評価です。週休2日の定着や国民の祝日の変更などによって余暇の過ごし方は大きく変質しているのに、「『島根』には定食しか用意されていない」と言われます。
コンビニや100円ショップの売り上げが大手百貨店やスーパーを超えたように「消費者が求めるもの」を提供できるか、否かが『島根』がきちんとした評価をうけるための試金石で、「ワンランク上」と「ワンランク下」について戦略的な取り組みを求めたいと思います。

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