和而不流(和して流れず)

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唐川の「新茶まつり」は人の波でした

「グリーンツーリズム」「産地直販」は時流です

出雲地方屈指のお茶の産地である唐川町で恒例の「新茶まつり」が開催されました。鰐淵寺に隣接し、室町期にお茶の栽培が始まり、江戸時代には番茶として、明治時代からは煎茶の加工技術が伝えられ、現在まで多くの栽培面積があります。
健康志向もあり、カテキンが多く含有するお茶の人気は高いものがありますが、外国茶などの影響により価格は低迷しており、唐川地域のイベントと『直販』をリンクさせる手法はグリーンツーリズムの流れを的確にとらえ、時宜を得たもので、消費者の支持を受けています。
島根半島の弥山地域はシカ被害や高齢化など厳しい現状にありますが、地域の連帯によって山里をしっかりと守っている姿に感動しました。

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