和而不流(和して流れず)

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「どんな人材を育てたいのか」という目標の明確化が必要です

教育再生会議の第2次報告を読んで

子どもの学力や規範意識の低下に対する問題を討議する教育再生会議の第2次報告が公表されました。
土曜日登校やゆとり教育の見直し、徳育の教科化などが盛り込まれていますが、制度改革によって「どんな人材、日本人を育てたいのか」というメッセージが希薄であるように思えます。
日本がアメリカに次ぐ世界第2位の大国に発展した一番の要因は日本の教育制度であり、安倍首相が範とするイギリスの教育制度は戦前の日本の教育制度が原点とされています。
いじめや不登校、モラル低下などの事象をマスコミ報道されるたびに過度に反応志、制度を変更したツケが出ているのであり、国家の大計に叶う議論を期待しています。

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