和而不流(和して流れず)

Columns

民主党はまた湾岸戦争の愚を繰り返すのか

日本がシーレーン防衛の役割を果たすことは当然

岩国哲人前出雲市長(民主党衆議院議員)が湾岸戦争の折に、日本が1兆円を超える戦費負担をしながら、戦争終結にあたってクェートから出された感謝状に日本が含まれなかったことに対し、「国際貢献とは血を流す覚悟で、ともに汗を流すことだ」と当時の政府・自民党の対応を痛烈に批判され、著書にも記されています。
現在、自衛隊はインド洋上で、中東地域(アフガニスタン)に展開する米軍艦艇に国際貢献として給油活動(燃料費を含む)をしていますが、民主党は小沢党首の方針により、これに反対しています。
憲法9条に「戦争放棄」が規定されているからこそ、日本は戦争を未然に防ぐための努力が求められているのであり、外交活動のみならず同盟国との協調を政争の具や政局にしてはなりません。

過去の投稿

園山繁の活動日誌