和而不流(和して流れず)

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戦いを終えて

県勢の振興と住民福祉の向上に微力を尽くす

島根県議会議員選挙は4月12日、投・開票が行われ、無投票で当選した5人を含む37人の新しい顔ぶれが決まりました。出雲市選挙区に立候補した小生(園山繫)は、9,489票をいただき、望外の上位当選を果たすことができました。4回目となる今回の選挙は、4年前が東日本大震災もあって無投票となったことから、事実上8年ぶりで、有力新人の立候補も相次いだことから「激戦」と称されました。
選挙は「勢いを失うと『まさかの坂』を真っ逆さまにころげ落ちる」と言われますから、最終日まで緊張感を持続しながら、精力的に街頭演説を行いました。9日間で135回の演説には雨中が多かったのですが、7,000人近い方々にお集まりいただき、1,400分近い時間を一生懸命に政見を述べました。結果からは、多くの皆様にご理解をいただけたのではないかと感じますが、山間地域や漁村地域はもとより、中心市街地の空き家が増加している現実を改めて実感すると同時に、高齢者によって辛うじて維持されている多くの集落に残された時間は極めて限られており、適切な対応が急務だと思いました。
当選した顔ぶれは、現職28人、新人9人ですが、自民党の党籍を有する議員22人は50歳から84歳までで、平均年齢が64歳、平均当選回数は5.4回と経験豊富なベテラン揃いではありますが、今後は、新陳代謝と若返りが大きな課題です。選挙戦では、本当に多くの皆さんにお手伝いをいただき、励まされ、また、友人や家族に支えられて厳しい戦いを乗り越えることができました。一人ひとりの皆さんに感謝を申し上げるとともに、「選良」という意識を持って、県勢の振興と住民福祉の向上に微力を尽くす覚悟を新たにするところです。

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