和而不流(和して流れず)

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豪雨災害の現地視察に同行しました

7月22日午前、島根県知事の災害視察に議会の消防・防災を所管する総務委員会の一員として同行しました。出雲市多伎町の国道9号法面剥離、出雲市朝山町、所原町および乙立町周辺の神戸川流域の浸水家屋の状況は平成9年7月の布勢川土石流災害を彷彿させました。
神戸川流域の被災地では地元関係者の皆さんとたくさんのボランティアの皆さんが懸命に床上まで溜まった土砂の取り除き作業に従事されており、「搬出した土砂は『汚泥』として袋詰め」を指示した出雲市に詰め寄る姿もありました。
地元の自治会役員など関係者の皆さんからは、知事に対して早急に治水・防災対策を講ずるよう要望され、知事は「できるだけのことをする」とし、櫻隆之出雲県土整備事務所長は「様々な事業を駆使し、一日も早い復旧を目指す」と答えました。
ただ、知事の災害視察の現場には、出雲市の関係者の姿はどこにもなく、県、市の連携については少し疑問に思いました。

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