和而不流(和して流れず)

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梅雨前線豪雨について

平成9年以来の集中豪雨により県内各地で大きな被害が出ていますが、被災者の皆様には心からお見舞い申し上げます。
平田の灘分、島村地域では斐伊川の瑞穂大橋水位観測所の水位が国土交通省の計画水位(堤防決壊の危険水位)を超えたため、7月19日午前3時35分に出雲市長は1030世帯3,795人に対して避難勧告を発令しました。
昭和47年7月の豪雨時でさえ、4m15cmであった水位が何故5m36cmまで上昇したのかは今のところ不明ですが、河床に堆積する砂洲やおびただしい柳の繁茂と無関係とは思えません。
宍道湖、中海のラムサール条約への登録によって、必要以上に野鳥保護が優先され、結果として住民の安全が脅かされたのでは本末転倒ですが、この際、国・県に水位上昇の原因解明と善処方を強く求めたいと思います。

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