和而不流(和して流れず)

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隠岐病院の医師確保について

隠岐病院産婦人科の医師確保が困難となり、隠岐地域での出産・分娩が出来なくなりました。医師の初任研修制度の改正によって、地方大学の医学部(医局)からの医師流失が続いています。島根県内の病院のほとんどは島根大学や岡山大学、鳥取大学の医局から医師の派遣をうけて運営していますが、近年、産婦人科や小児科などの医師確保が難しくなり、休診に追い込まれた病院が多くなりました。出雲市総合医療センター (旧平田市立病院)でも、数年前から産婦人科は休診となっています。
島根県議会自民党議員連盟(自民議連)では「医療問題部会」を設置し、地域医療の課題解決に対する政策調査、提言を行っており、5月11日には隠岐病院の問題に関する調査が行われ、島根県(県立中央病院)が2人の医師を新規採用した上で、隠岐病院に派遣するよう要請しました。(11月から対応可能とのことです)
これをうけて、島根県では11月から提言に沿ったかたちで対応するとし、また、地域医療の問題には、医療対策課内に「医師確保対策室」を設置したほか、国に対して新たな医師研修制度の創設を要望しています。

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