和而不流(和して流れず)
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風力発電に知事の判断が示されました
「景観」「地域振興」「地球温暖化防止」「森林管理」など様々な観点から賛否が論じられていた平田地域の風力発電所事業に知事の判断が示されました。
知事は、風力発電所事業を化石燃料に代わる自然エネルギーを利用した時宜を得た事業とする一方で、景観や野生鳥類などへの影響を考慮して、宍道湖夕日スボットから直視できる風車について移動するよう求めています。また、法面保護など防災面への配慮や事業終了時の撤去に言及するなど、住民の懸念を為政者として事業者に要請された極めて適切な内容となっています。
今後は、事業者である新出雲ウィンドファーム㈱が知事の指導に則った事業計画の変更を講じた上で、速やかに事業に着手されるよう期待しています。
│掲載日:2001年11月30日│
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