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大相撲の木村庄之助親方(本名今岡英樹さん)は、9月22日の秋場所千秋楽をもって50年の長きにわたる土俵人生を終えると聞いています。
振り返りますと、出雲市立第二中学校から高田川部屋入りし、1975年に初土俵。92年に十両格、2005年に幕内格となり12年に式守勘太夫を襲名し、13年に立行司に次ぐ三役格行司、18年に第41代式守伊之助を襲名して立行司となり、昨年12月に行司の最高位となる第38代木村庄之助を襲名されました。
昨年9月30日には、君ヶ浜親方(元関脇隠岐の海)の引退相撲があり、両国国技館で知事とともに髷にはさみを入れたことをつい昨日のことのように感じますが、大相撲の世界で、出雲の文字をあしらった装束に身を包み、結びの一番を裁く行司の最高位を極めた木村庄之助親方こと今岡英樹さんは、島根県民にとっては、県民栄誉賞級の誇りとする活躍をされたと考えており、知事として、是非、労いの言葉をお願いする次第であります。(知事)
│掲載日:2024年09月20日│
議員からも詳しく御紹介がありましたとおり、立行司木村庄之助親方こと今岡英樹さんにおかれましては、大相撲秋場所千秋楽をもって御勇退というふうに伺っているとこでございます。50年半世紀にわたる土俵人生に、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
大変厳しい角界において、行司として長年にわたり鍛錬を重ねられまして、平成30年には、島根県出身者として初めて立行司、第41代式守伊之助に昇任され、続いて令和5年12月には、第38代木村庄之助に昇任、昇進をされました。
出雲の文字が刺しゅうされました装束を身につけられまして、大相撲の土俵上で威風堂々の取組の裁きをされます姿というのは、郷土島根の皆さんにとって誇りであります。また、出雲場所の開催にも大変な御尽力をいただくなど、島根県におけます相撲文化の継承発展にも御貢献をいただいたとこであります。
昨年10月には、大相撲秋巡業出雲場所の開催に合わせまして、長年の御功績に対し、島根県として功労者表彰を授与させていただいたところでもあります。
これまでの今岡英樹さんの長年の御奮闘、御功績に対しまして、深甚なる敬意と感謝の意を表しますとともに、今後ますます御健勝にて御活躍されますことを御祈念をするところであります。