県議会だより

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平成24年2月定例会一般質問(5)

県立学校の入学・卒業式への設置者たる県教委の参席について

苦言を1つ。
小生は3月3日にある県立高校の卒業式に出たが、そこに設置者である県、県教委の代表の姿は皆無であった。
「卒業証書授与式」は、学校教育法施行規則によって定められた学校行事で、儀式の際に、出席者全体に対し、校長の「式辞」と管理者の「告辞」は当然だと考える。
教育委員が5人、教育庁の管理職は22人、教育事務所に8人、教育センターや図書館、青少年の家など出先機関の長を含めると40名以上の管理職が居るわけであり、仮に、県立学校のすべてが同じ日に卒業式をやっても出ることは可能だ。
「答えは現場にある」と言われて久しいが、いったい何を考えているのか。猛省を促す。
学校の入学式、卒業式にはせめて、教育庁、各教育事務所の管理職等が手分けをして参席してもらいたい。(教育長)

今井康雄教育長答弁

高校の卒業式への教育委員会の参席について

今の議員からございました、卒業式などは学校だけではなくて生徒にとっても人生の本当にけじめとなる大切な学校行事だというふうに思っております。今ございました卒業式、入学式、いろいろ重なるものですから、なかなか教育委員会として対応、今まではできなかったというのが実情でございます。今後、今御指摘いただきました趣旨も踏まえまして、それから各学校のいろいろ事情もあろうかと思います。そこら辺の実情も調べまして、御趣旨に沿うように対応したいと思いますが、どうした対応ができるのか検討してまいりたいと思います。私どもも今議員から御紹介がございましたすばらしい卒業式、ぜひ教育委員会全員が体験するような、そういうことも考えていきたいと思います。ありがとうございました。

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