県議会だより

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平成27年2月定例会一般質問

知事の平成27年度施政方針について(3)

過疎、高齢化で一番の問題は医療、介護や交通の移動手段の確保です。近年は、地域の○○屋と呼ばれる雑貨屋や食料品店がほとんどなくなり、買い物難民の造語もできました。地域の開業医も過疎化で周辺部から姿を消しつつあります。国は、地域包括ケアを進めるとしていますが、訪問診療や、看護、介護が極めてサービスエリアが大きい周辺地域で本当に対応可能なのか疑問です。仄聞するところでは、県は市町村が行う在宅医療推進事業に対して総合的な支援制度を創設するとともに在宅で療養すべき患者が入院を継続する「社会的入院」を減少させるための医療機関に近接する地域に住宅を整備する事業を実施するなどとのことですが、地域包括ケアなどについて何点かお尋ねします。
山間地域や海岸地域など県内の条件不利地域には僻地診療所と呼ばれる診療所が存置していますが、その状況についてお聞かせ下さい。高齢者の1人暮らしが増加する中で、買い物や医療機関に行くためには、生活バスなど県内周辺地域の「足」の確保が不可欠です。多くは市町村の事業として行われていますが、平田地域では「たすけあい平田」の移送サービスや佐田地域では「グリーンワーク」の外出支援サービスなどNPOなどの民間組織が大きな役割を担っているところもありますが、県内の「足の確保」はどのように図られていますか。
先日の同僚議員の質疑にもありましたが、地域包括ケアシステム
の基本的なフレームと全県的な対応状況、実現可能なサービスの
提供に必要なマンパワーの必要量と予算をどのように試算していますか。
最後に、「お産」について伺います。従前は、助産院や自宅での
お産がありました。現在は、ほとんどそうした例は無いと聞きま
すが、助産師と産科医院、病院の連携で「地域お産システム」の
ようなものは考えられませんか。

ところで、知事さん、
大相撲の隠岐の海の関脇昇進、テニスの錦織圭選手の世界ランク
5位(今度の結果次第で3位)、里見香奈さんの女流名人6期防
衛、島根県の若者が頑張っているじゃないですか。
今年のプロ野球では、大リーグの和田、ベイスターズの梶谷や
福山等々、若者の活躍に大きなエールを送ろうじゃないですか。
県のホームページに応援メッセージでも載せたらどうですか。

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