和而不流(和して流れず)

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いよいよ明日は県議選の告示です

全力を尽くして頑張ります

いよいよ、3月30日から県議会議員選挙が告示されます。今回は戦後16回目の選挙となりますが、合併により、56年ぶりに選挙区が変更され(昭和26年は簸川郡)大選挙区となりました。
大都市圏の経済回復が伝えられていますが、地方は、過疎化や高齢化により社会コストが上昇する一方で、生産年齢人口の減少により生産活動が伸び悩み、さらに、市町村合併による財政支出の大幅な減少等により経済収縮は顕著となりました。
国の三位一体改革によって、大都市圏の税収は大幅に伸張しましたが、地方の財源不足は拡大しており、「猫の目」のようにクルクル変わる制度変更によって地方は大きく傷ついています。
島根県は財源不足を解消するため、予算の一律カットによって対処してきましたが、限界です。。施策の絞り込みを徹底する一方で、住民に進むべき方向を明確に示して、一気果敢に行政コストを徹底的に削減する県政改革を実行するしかありません。
福祉や医療など社会のセーフティネットを確保し、防災、安全など住民の生命・財産を保障し、次代を担う子ども達の教育に必要な予算を確保した上で、「より高いサービス」が提供できるよう知恵と汗をかきたいと思います。
マンパワー不足による生産活動の低迷には高齢者の積極参入によって対処し、官需の減少による経済収縮には投資土壌の整備により民間投資の誘発を促進することで解決できるはずです。島根の振興は、「国頼み」ではなく、島根のヒト・モノ・カネをどう活かすかにかかっており、新しく選出される知事と力を合わせて前進したいと思っています。
今回の選挙戦は非常に厳しいものですが、1人でも多くの人に現状を理解していただき、島根の振興には何が必要なのかを街頭から一生懸命訴えることによって、活路を切り拓きたいと思います。

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