和而不流(和して流れず)

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老舗酒蔵の経営破綻の報に接して

明日は我が身、決して他人ごとではありません

県内屈指の老舗酒蔵である石橋酒造が経営破綻したとの報道は、江戸時代中期から250年余にわたり、幾多の苦難を乗り越えてきた伝統・経験を持ってしても、現代の荒波を超えられない、時流の厳しさを改めて感じました。
酒蔵は「木綿街道」の中核施設であるだけに、事業の継続や建物、施設などの処分については、出雲市をはじめ関係機関の積極的な取り組みを求めたいと思います。
老舗の経営破綻は残念ですが、たとえ規模は小さくても、島根ならではの「こだわり」や「本物」が評価されて、それがきちんと事業として成り立つような取り組みをしていかなければ、あすは我が身と心した次第です。

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