和而不流(和して流れず)

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成人を「18才」にすることの是非

体格は「大人」でも社会性や分別が「子ども」では・・・

憲法改正手続きを定める国民投票法には、18歳以上の国民に投票への参加を認める条文が盛り込まれ、「成人」を18才に定める社会法規の改正を促進するよう付言されました。
犯罪の低年齢化や国民一般の高学歴化などにより、社会的責任を果たすべき「成人」の年齢については様々な意見があります。
しかし、国民の平均寿命が高々50才の江戸時代の成人(元服)は15才で、徴兵制が敷かれた明治期から20才となっており、歴史は成人年齢を引き上げてきました。
成人年齢の18才への引き下げは、現代社会の抱える事象を検証せず、単に、政党間の権力争いの思惑で決まった観があり、慎重な議論と手続きが必要だと思います。

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