和而不流(和して流れず)

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88才の父が亡くなりました

誤嚥性肺炎によるアッという間の最期でした

大正9年生まれの父が誤嚥性肺炎による呼吸不全で急逝しました。20年前にガンで余命100日の告知を受けてから、徹底した節制によって、病気と向きあって生活してきました。近年は腎不全によって人工透析が必要になりましたが、最期の一瞬まで普通の生活スタイルを貫き通した「頑固な大正人」でした。
第2次世界大戦でフィリピンに召集され、数少ない生き残りの父は、戦争の悲惨さや平和の必要性を語る一方で、国防の要諦や日本人の精神文化、「人に尽くすという」人間の本分の大切さを私にたたき込んでくれた人生の師の一人でした。合掌

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