和而不流(和して流れず)

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原油価格の高騰によって国富が吹っ飛ぶ

資源の海外依存は限界点です

ついに原油価格は1バーレル100ドルの大台を突破しました。日本の年間輸入量は概ね15億バーレル前後で、輸入価格はゆうに10兆円を超えています。国は、地球温暖化を防止するため、石油・石炭などの化石燃料を抑制し、バイオエタノールなどへの転換を図るとしていますが、これまたブラジルなどからの輸入に主眼がおかれています。日本国内の森林や圃場を活用し、再生産可能とする財政支援を講ずれば、食糧や燃料の海外依存を引き下げることは十分可能です。原油の輸入を10%削減すれば1兆円を超える国富が留まるわけで、政府には、是非、こうした観点からの政策立案を期待したいと思います。

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