和而不流(和して流れず)

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ついに尖閣列島も・・・

国民党政権で日台関係は冷却?

台湾では国民党の馬英九総統が誕生し、急激に中国との関係改善が図られるなど、日本にとって座視できない状況となりつつあります。象徴的なことは、総統の「尖閣諸島領有」発言で、日本領海内で日本の巡視船と台湾の遊漁船が接触し、遊漁船が沈没した事故に関し、船長の釈放と賠償、海巡署(海上保安庁に相当)の編成と装備の強化を言明しました。台湾と日本は「近くて近い国」で、世界中で一番親しい国(地域)ですが、総統の就任式のスピーチや今回の発言・報道を耳にして、従来とは違う「胸さわぎ」を感じます。日本政府は脳天気に静観を決め込んでいますが、小事とおろかにした「竹島」の轍を踏むことがないよう願いたいものです。

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