和而不流(和して流れず)

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定例県議会の論戦を聞いて

11月定例県議会の冒頭で澄田知事は「知進知退」と、今期限りでの勇退を表明されました。一般質問には14人の議員が立ちましたが、ほとんどの議員から知事に対して『労い』の言葉が発せられたのが印象的でした。
今議会では、臨時国会で教育基本法の審議が行われており、また、「いじめ」「未履修」などの問題がクローズアップされていることから、多くの議員が教育問題を取り上げ、新任の七五三勝巳教育委員長の登壇機会が度重なりましたが、さすがに元六日市町長、教育長の経歴に違わぬ、貫禄十分のソツの無い答弁でした。
ただ、執行部答弁を聞いていると、行政は「取締機関」の観があり、いつの間にか住民との距離が大きくなってしまったような気がします。
市町村合併によって末端行政も変質しつつあり、「住民を守る」地方政治の役割を改めて感じさせられました。

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