和而不流(和して流れず)

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「新しい歴史教科書をつくる会」について

10月7日午後、松江市で「新しい歴史教科書をつくる会」の総会が開催されました。昨年度は中学校の教科書採択(選考)の年で、教科書の内容が注目・議論され、総会、研修会も100名を超える参加者がありましたが、今年は40人程度の参加者でした。
八木秀次氏の会長解任などをうけて就任した元参議院議員の小林正会長は「子どもたちが自分の国に自信と誇りを持てるようにすることが大人の務め」と語り、他国の干渉による自虐史観に基づく戦後の歴史教育を改める必要性を述べられましたが、昨年、扶桑社の歴史教科書採択は0.4%に止まり、厳しい状況が続いています。
安倍首相は内閣官房に山谷えり子補佐官が主宰する「教育再生会議」を設置し、教育改革に意欲を見せており、現行の教育制度がかかえる問題が改善され、これまでの「新しい歴史教科書をつくる会」の取り組みが活かされることを願っています。

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