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澄田信義前島根県知事には平成21年6月13日午後9時16分内臓疾患により逝去されました。澄田さんは、旧国鉄の常務理事職員局長を経て、昭和62年4月、島根県知事に当選され、5期20年に亘って県勢振興に尽瘁されました。「至誠通天」を座右の銘として、まさに誠実一途で高潔な人柄は、誰からも信頼される知事でした。就任記者会見で「島根県は出雲・石見・隠岐の一体的な発展こそ目指すべき道であり、豊かな自然と神々の時代から受け継いできた歴史・文化の輝きは、日本人をリフレッシュさせる場所に相応しいと思っている」と述べ、荒神谷の銅剣、加茂岩倉の銅鐸に象徴される出雲古代文化の継承・展示を平成19年3月、古代出雲…
│掲載日:2009年06月14日│