県議会だより

Reports

令和7年2月定例県議会一般質問(5)

平和の語り部事業について

4点目は平和の語り部事業についてであります。

2月16日、松江市内のホテルで島根県遺族連合会の役員研修会と青年部設立総会が開催され、戦後の記憶を継承し、戦争の悲惨さや平和の大切さを発信するためには孫やひ孫の世代に活動を引き継ぐ必要があるとして、遺族会に「青年部」が組織されました。

日本遺族会は、戦争の実態や経験を後世に語り継ぐ「平和の語り部」活動を日本全国で展開しており、島根県でも会員が地域の小中学校などの依頼に応じるかたちで、戦災体験等を語り伝えてきており、戦争経験を風化させないためにも平和教育の一環とする行政との協働を深める必要を感じたところです。

令和7年2月定例県議会一般質問(6)

インバウンドの観光誘客について

最後にインバウンドの観光誘客について伺います。

島根県は観光立県宣言(条例の制定)以降、定住人口の減少による活力低下を交流人口の拡大、いわゆる観光振興に活路を求めて意欲的な取り組みを進め、石見銀山の世界遺産登録や出雲大社大遷宮、松江城の国宝指定などの追い風もあり、観光入込客数や宿泊客数を大きく伸長させてきました。

コロナ禍によって一時的に大きく落ち込んだ島根県の観光需要は、現在、ほぼコロナ前の数字に戻ってきていますが、圧倒的に個人や家族、小グループ単位の日本人観光客であるのが特徴的です。

令和6年のインバウンドが過去最高を記録したと報道され、日本…

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