Reports
まめネットは医療機関、訪問看護・介護事業所等を相互につなぐ医療情報ネットワークとして、現在913の参画機関があり、62,567人が同意カードの発行があるようです。
まめネットに接続する島根県内の各医療機関では、連携カルテで診療情報等を閲覧でき、診療予約や画像診断など安心で安全な医療サービスの提供に貢献してきました。
ところで、今月から、マイナンバーカードが健康保険証として使うことができるようになります。
マイナポータルは、政府が運営するオンラインサービスで、子育てや介護をはじめとする行政手続がワンストップでできたり、行政機関のお知らせ情報を確認でき、健…
│掲載日:2021年03月01日│
2月22日は島根県が条例で定める竹島の日で、制定から17年目の今年は、コロナ禍による感染防止の観点から例年よりも参加者を限定して記念式典が開催されました。
16年が経過して、外務省のホームページや教科書への記載、領土展示館の開設などがされたものの、北方領土問題を所管する政府組織が内閣府に北方対策本部が置かれ、北方領土の日が閣議決定され、政府主催の記念式典が行われていることに比較すると、国家行政組織法に定める竹島問題を所管する政府組織は存在せず外交交渉の端緒すら見えないのは極めて残念です。
2012年(平成24年)11月22日に内閣官房に竹島問題対策準備チームが設置…
│掲載日:2021年03月01日│
島根創生の実現には、社会動態のプラスと出生率・出生数の上昇が条件で、社会動態のプラスには都市圏から地方に移住を希求する人へのアプローチが必要です。
子どもを増やすには、子育て支援と結婚対策が必要で、県が取り組んでいる施策を県民にしっかりと伝える必要があります。知事は「人口減少に打ち克つ」として結婚・子育てへの支援を県政の重点施策に据えており、県民に一連の施策が理解されているのか、効果がどうなのかを常に確認する必要があると思います。
そこで、県政情報(公報)の伝達と把握についてお尋ねします。
はじめに、過般、松江市役所の建て替え問題について14,145人…
│掲載日:2020年12月02日│
2点目は、カーボンニュートラルへの対応についてであります。
国は2050年のカーボンニュートラルを宣言し、循環型社会の構築を志向しました。森林県である島根県には大きなチャンス到来です。
そこで、持続・循環という観点でお尋ねします。
はじめに、島根県のバイオマス資源の推計量についてお尋ねします。
木質系バイオマスの活用にはバイオマス発電とチップボイラーの活用などを思い浮かべますが、県内の現状についてお聞かせください。
次に、県が管理する道路延長と河川の総延長、管理を要する道路法面と河川断面の面積、管理に要する経費についてお尋ねしま…
│掲載日:2020年12月02日│
3点目は、水産業の現状について伺います。
シラスウナギが激減し、アユやサケの回遊に変化が生じていると言われて久しいのですが、近年、増加傾向にあるクロマグロの幼魚であるヨコワの水揚げが制限され、減少傾向にあるサンマの沖取りが許容されました。大和堆では北朝鮮や中国船団によるイカの乱獲があると聞きますが、有効な対策が講じられているようには見えません。水産行政、少し、チグハグな感じがします。
例年、秋になると、島根県では沖合に漁火が輝き、白いかの水揚げが本格化しますが、近年、スルメイカの水揚げが減少し、今年の秋は、白いか漁はさっぱりで、「マイカ」と称される手太の白いかはほ…
│掲載日:2020年12月02日│
アメリカの新型コロナウイルス感染症の患者数は600万人を超え、死者数は18万7千人に上っています。これは第1次世界大戦の戦死者117,000人をはるかに上回るもので、ブラジルやインドの患者数は400万人超、世界の累計感染者数は約 2724万人、死亡者数は89.1万人に上り、依然として1日当たり20万人近くの新規感染が伝えられています。
日本の状況は、新規感染者の状況を表すグラフ(感染曲線)を見ると、3月下旬から5月上旬までが1回目の感染期で、6月下旬から上昇を始めた2回目の感染期は7月下旬から8月上旬をピークにして下降しており、この1~2週間で小康状態になると予想されます。<…
│掲載日:2020年09月12日│
職員の皆さんに「新型コロナウイルス感染症が収束したら、感染前の日常に戻ると思いますか」と尋ねたところ、答えたほぼ全ての職員が「元には還らない」との見方を示しました。仮に、私たちが日常を取り戻しても、新型インフルエンザなど新たな感染源の出現があれば、同様の事態となることから、災害や事故と同じように「起こる」ことを前提にした「備え」が必要との意識が定着した所以ではないかと思います。
では、私たちが島根県の良さや強みを生かし、かつ、新しい日常に対応するためには何が必要となるのかを考えてみたいと思います。
島根県は美しい自然や都会が失ってしまった人と人との結びつき、いわゆ…
│掲載日:2020年09月12日│
島根県の魅力・強みは住民同士の絆です。「フェイス to フェイス」の社会と言っても良いと思いますが、ウィズコロナの新しい日常となる「3密回避」は、島根県の良さを根こそぎ無くす可能性があります。大都会のように1万人、2万人が集まる施設はほとんどなく、せいぜい数百人収容の施設がほとんどのところでもイベントが開催できないのです。
このままの状況が継続すれば、プロスポーツやコンサート、映画、舞台などは有料動画配信サービスによる興行にシフトすることは必至で、アマチュアのそれはYouTubeなどの無料動画配信サービスで観覧することになりそうです。
6月に紹介しましたが、Car…
│掲載日:2020年09月12日│
リモート社会の到来は生産、販売の世界を大きく変える可能性があります。生産品を市場までの出荷をせず、三次元映像の送信でバーチャル出荷し、セリにかけることで、輸送と時間のコストを低減させることができますが、その際必要となるのが、品質管理と製品保証だと思います。
GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことです。
安全で美味しい島根の県産品認証制度(愛称:美味しまね認証)はこの認証制度で、島根県内で生産される農林水産物が県の定めたGA…
│掲載日:2020年09月12日│
今期定例会に提出されている令和2年島根県一般会計補正予算(第7号)には新型コロナウイルス感染症対策事業の予算を主として208億円が追加されております。
その中で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う休館等により利用料金収入等が減少しているとして指定管理施設の指定管理委託料を変更(追加)するとして157,605千円が計上されております。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は島根県に瑕疵があるわけではなく、県内どころかすべての地域で、官民にかかわらず、すべての業種に影響を及ぼしております。とりわけ、観光や飲食、運輸、交通など、人の移動に関わる業種は、自粛勧告や緊急…
│掲載日:2020年09月12日│