Reports
島根県の人口減少は極めて深刻である。24年度の県内市町村立小学校の新入学児童数は5641人で、20年前と比較して3490人の減で、山間地域と海岸地域の学校は軒並み大幅減となっている。
従来、山間地域(中山間地域を含めて)と海岸地域は、そこに定住することで、農林水産業の生産活動に参画でき、都市部定住者に比較して経済的なメリットがあったが、農林水産業の採算性が失われ、職場への通勤時間・費用のロスと農地や山林、海岸の管理などにかかる、肉体的・経済的負担が、若年者の定住思考を大幅に低下させている。近く、新しい中山間地域の振興計画を策定すると聞いているが、具体的な施策の立案にあたっては…
│掲載日:2012年03月06日│
苦言を1つ。
小生は3月3日にある県立高校の卒業式に出たが、そこに設置者である県、県教委の代表の姿は皆無であった。
「卒業証書授与式」は、学校教育法施行規則によって定められた学校行事で、儀式の際に、出席者全体に対し、校長の「式辞」と管理者の「告辞」は当然だと考える。
教育委員が5人、教育庁の管理職は22人、教育事務所に8人、教育センターや図書館、青少年の家など出先機関の長を含めると40名以上の管理職が居るわけであり、仮に、県立学校のすべてが同じ日に卒業式をやっても出ることは可能だ。
「答えは現場にある」と言われて久しいが、いったい何を考えて…
│掲載日:2012年03月06日│
1 県の木について
クロマツが県木になった理由と、その保護などに対する県の取り組みについてお聞かせください。
2 県内の松枯れの状況把握について
県内の松枯れの面積、材積あるいは損失金額は累計でどのぐらいになってますか。
3 松枯れの拡大について
平成18年、19年に続いて、昨年、ことしと出雲市周辺の松枯れが急増しているように感じます。県内及び出雲市の状況についてお聞かせください。
また、出雲大社周辺、浜山公園、宍道湖北山県立自然公園について、どのように把握されていますか。
4 拡大の原因について<…
│掲載日:2011年12月05日│
1 島根県の事務事業の執行体制について
県の行政事務は適切に行われていますか。また、部局の連携あるいは課内、グループ内などでの意思疎通がどのように図られていますか。
仕事に対する事務事業の共通理解、あるいは同僚がどの仕事をどの程度、どういう形で進捗してるのかという共通理解は、どのように図られていますか。それから、チェック体制は整備されていますか。
2 職員間の情報共有について
県庁へ電話しますと「ただいま席空きです」と応対され、「どのようなご用件でしょうか。私は○○ですが、代わってお聞きします。」というのは聞いたことがありません。
│掲載日:2011年12月05日│
1 保育所の状況について
本年11月1日現在の県内の保育所の定員及び入所状況、および待機乳幼児がありましたらお知らせください。
2 幼稚園の状況について
本年11月1日現在の県内の幼稚園の入園状況と時間外保育、あるいは延長保育、放課後児童クラブなどの状況と長期休業中の保育についてお知らせください。また、保育所の待機状況を解消するために、幼稚園で何らかの対応を考えることはできませんか。
3 子ども子育て新システムに対する意見について
子ども子育て新システムの中間報告が出ました。昨日の新聞を見ますと、こども園は内閣府が所管するよ…
│掲載日:2011年12月05日│
1 円高による影響について
県内の製造業の事業所数及び就労者数、そのうち、円高によって影響が経営に及ぼすというものはどのぐらいだと見込んでおられますか。
2 県内企業の損益、コストについて
県内製造業の一般的な原材料費、あるいはエネルギーコスト、人件費比率、資本に占める借入金の比率及び金利水準、これについて説明してください。また、利益率は大体どのぐらいですか。
3 円高対策としての支援メニューについて
2007年に1ドル120円の水準から現在1ドル75円まで4年間のうちに37.5%円高が進行したわけです。細かくは申し上げませ…
│掲載日:2011年12月05日│
なでしこジャパンあるいは福島千里など世界で活躍している女性の人を見ますと、男を超えたかなあという感がいたします。陸上女子棒高跳びのイシンバエワは5メートルの記録があります。昨日、我々は地域の運動会であり、通常は男女が一緒に走ると、辛うじて男が勝ちますが、全国レベルの大会に出場するような女性の現役選手と我々のような運動不足の者が走りますと、女性のほうが30メートルも先着するわけです。こういう事態を目の当たりにしますと、島根県も、あるいは我々も、男、女の有り様を根本的に考え直さなくてはいけないと思います。
今まで我々は、家庭では完全に女性に主権をお譲りしておりますが、一般社会でも…
│掲載日:2011年10月19日│
先般、文教厚生委員会で島根県の人口の状況というのを報告されました。びっくりしましたのは、25歳から45歳までの女性の数は、男性に比較して5,000人少ないというショッキングな事実です。25歳から45歳の男性というのは、自分が選ぶという、そういう立場にはないと。5,000人あぶれるという、こういう悲しい現実です。それは、とりもなおさず若い女性が、島根は自己実現の場ではないと見限っているのではないかと思います。少子化、いわゆる子供の数をふやす、あるいは高齢化を食い止めるということなら、県内の主要事業所は、新卒あるいは採用するときには女性を半分以上採ると、そういう宣言が必要です。県庁は、まだ、…
│掲載日:2011年10月19日│
本年、5月11日、12日の大雨で、大社の稲佐の浜は流木とゴミの山となりました。原因は神戸川上流から流れ込んだようです。流木は、2,3年前に大雪で折れ、森林あるいは川、農地に堆積していたものが大雨で流れたというものです。山林とか農地が所有者によって適正な管理がされていれば、こういうことは起こらないわけですけれども、山林も農地も荒れ、片づけは、災害として税金をもって公共が対処しなくてはならなくなりました。今後、こういうケースが増えてきます。限界集落と言われますけれども、もっと生産にかかわる人たち、あるいは生産にかかわる場、こういうところに、もっと政策給付をする必要があるのではないかと思います…
│掲載日:2011年10月19日│
昨日、山口県上関町で町長選挙がありましたけれども、島根原発の今後について、一つの考えをまとめる必要があると思います。国の政策は、菅前首相は脱原発、野田首相は、一定の原発の存置、稼働を認めて、原子力に対する技術開発や輸出を行うとの方針を先日、アメリカで示すなど、流動的です。私は、島根原発の今後について少し前向きに考えていく、存置あるいは稼働を前提にした対応も必要なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
私は、知事が「福島の原子力発電所の事故、これは原因がわからなければなかなか対応はできない」と仰ることは良く分かります。しかし、中国電力は島根原子力発電所に対し、いろんな改善…
│掲載日:2011年10月19日│