Reports
食育の必要性については健康増進のみならず、多方面から所管を超えた取り組みが必要だと思いますので、幹部の皆さん、一緒にお考え下さい。
現在、島根県内でアトピーを始めとする食物アレルギーを発症して、対応を求められている者の数が増加しているように感じていますけれども、乳児、幼児、学童、生徒の状況を把握していますか。また、そのアレルギーの原因とされている主な物質はどのようなものですか。
同じように、島根県内で、糖尿、高血圧、動脈硬化、がんなど、生活習慣病として治療中の患者数及び予備群となるメタボリックシンドロームとして医師の管理、指導を受けている人はどのぐらいですか。また…
│掲載日:2012年12月03日│
10月の長崎全共の惨敗を受けたしまね和牛の再建についてお尋ねします。
平成初年に比べると現在、県内で和牛の飼養農家戸数が15%近くまで減ってきたわけですが、平成15年6月の本会議と平成16年2月の農水商工委員会において当時の畜産振興議員連盟の会長でありました倉井毅議員から、しまね和牛の問題点に関する懸念が示されております。どのような指摘がありましたでしょうか、今一度思い起こしてもらいたいと思います。
また、過去、浅野議員からも再三の提案がされていますけれども、放牧の拡大や計画的な和牛改良のあり方などに対する問題提起があったにもかかわらず、なかなかそれに取り組んで…
│掲載日:2012年12月03日│
江戸時代、公儀の学問所である昌平黌の儒官(総長)として、門弟3000人を数えた佐藤一斎は「一物の是非を見て、而て大体の是非を問わず。一時の利害に拘(かかわ)りて、而て久遠の利害を察せず。為政比(か)くの如くなれば、国は危し。」と説いております。
現代の日本の政情を見ますと、まさに「世論迎合」。政に担る者が世論調査の数字に一喜一憂、囚われた挙げ句、まさに目先の選挙の優劣やマスメディアの言に左右される様に、この国の、時に故郷の危機を感じるのであります。
内閣府の『自衛隊・防衛問題に関する世論調査』によりますと、20歳以上では「日本が戦争に巻き込まれる危険がある」と考え…
│掲載日:2012年09月24日│
福島第1原発事故後、政府は新エネルギー政策策定に着手し、2030年の電源構成における原発の比率について各地で意見聴取会を開催した結果、原発ゼロへの要望で溢れ返り、新戦略に「30年代原発ゼロ」と「原発の増設なし」「稼働40年の厳格適用」を盛り込みました。しかし、原子力規制委員会が安全を確認した原発は「重要電源として活用」と記載し、建設中の大間と島根3号が例外、国の原発輸出や使用済み核燃料を再処理する核燃料サイクルが継続されるなど、矛盾は大きくとても基本方針と言えるものではありません。
原発の代替となる火力発電所の燃料費のほか、再生可能エネルギー導入による電気料金への上乗せや、送…
│掲載日:2012年09月24日│
大津市でいじめが原因で中学生が自殺したとして滋賀県警が立件、強制捜査に着手して以来、いじめに関する報道がまるで洪水のごとく流されています。学校が「子供の社会性を伸長させるため、言い換えれば市民的成熟を支援する」ための次世代育成支援施設と位置づけると、生産性の低い人が排除、冷遇されることが「自己責任」として許容される現代社会の有り様からすれば当然の帰結であり、学校現場や教育委員会が問題事象を隠蔽するのは、「対応力が不足している」としてメディアや政治家、市民などに非難されることを畏れるからだとする評論には妙に説得力があります。
いじめは「自分より弱い者に対して、一方的に身体的・心…
│掲載日:2012年09月24日│
島根県の人口減少、とりわけ農山漁村の疲弊、衰弱は著しいスピードで進行しています。それは、行政が予測しているよりもはるかに厳しい状況のように思います。
かつての農山漁村には、一次産業をベースにした就労の場があり、規模は小さいながらも経済や人の循環があり、それが地域の活力を生み、コミュニティを形成していました。
しかし、情報、通信、交通などの、高速化・高度化は、人々の移動距離や通商の範囲を飛躍的に拡大させ、結果、域内での限定的な経済循環の中で生きてきた人たちは押しつぶされ、消失してしまったのです。
時代や社会に即応した投資によってネットワークを拡大させた者…
│掲載日:2012年06月22日│
今春、新規に3つの山陰自動車道の事業化区間が発表され、また、温泉津・江津間の事業化に向けた調査着手の方針により、ようやく、本県の懸案であった高速道路網の整備について「つながる」見通しがつきかけてきました。国土の発展軸にリンクできることは大きな喜びです。
もとより、道路は、高速幹線・国道・県道・市町村道・農林漁港関連道など、その種類によって整備の目的や整備の方法も大きく異なりますが、高速道のように国土の発展軸にアクセスするすることを主眼にするものと地域の交流動線の役割を担う地方道では主眼におくべき要素・視点が異なると思います。
小生は、過去に、中国横断道松江・尾道線…
│掲載日:2012年06月22日│
農林水産省の統計で、しじみの昨年の全国漁獲量は9474トンで、島根は前年比1443トン減の2358トン。一方、十三湖や小川原湖がある青森は3672トンで、島根県は宍道湖のシジミの漁獲量が昨年、大幅に減少し、21年ぶりに全国2位に転落し、青森県に日本一を明け渡しました。
宍道湖は日本を代表するヤマトシジミの名産地で、島根の漁獲量の9割以上を占めています。島根は70年代からシジミの漁獲量日本一で、90年に一度、秋田県に首位を明け渡しましたが、その後も年間6000~7000トンで、ダントツのトップでした。
首位を明け渡した直接の原因は、シジミ漁師280人が所属する宍道湖…
│掲載日:2012年06月22日│
日本政府観光局の報道発表資料から外国人訪問率ランキングでは、訪問率第1位は東京都で59.33%。これは訪日外国人の約60%が東京を訪れていることを意味しています。訪日外国人にはビジネスマンも含まれており、商用も多い東京都の訪問率が高くなっているのは当然ですが、2位は大阪府の25.17%で3位は京都府の22.00%。上位を見ると、都市部に加えて北海道や奈良県、大分県、広島県など有名観光地をかかえる地域が並んでいます。
日本を訪れる外国人観光客は年間800万人を超え、最も多い韓国からは2,439,816人で訪日外国人の約28%、中国1,412,875人、台湾1,268,278人な…
│掲載日:2012年06月22日│
本年は、島根県松江市の出身で文化勲章を受章されたインド哲学者で、東京大学名誉教授の中村 元先生の生誕100年にあたります。中村先生は、主たる専門領域であるインド哲学・仏教思想にとどまらず、西洋哲学にも幅広い知識をもち思想における東洋と西洋の超克を目指していた日本を代表する哲学者であり、思想家であります。
その業績については、いまさら言うまでもありませんが、「東洋思想の研究およびその成果の普及」ために1970年特例民法法人の東方研究会を、1973年東京大学を定年退官後、東方学院をされざれ開設、学院長に就任し、「寺子屋」と称して、国籍も学歴も年齢も問わず、真に学問を目指す若手研究…
│掲載日:2012年06月22日│