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今年になって、娘の結婚や全国イベントで何度か長野、北陸の新幹線に乗る機会があり、沿線の地域を見るなかで少し感じることがありました。
北陸新幹線開業で観光客が増加し、勢いを感じる石川県を代表する温泉はと言えば、山中、和倉、片山津。その中でも、トップにあげられるのが、旅行新聞新社が主催する「日本のホテル・旅館百選]で三十六年連続で総合一位に選ばれた「おもてなしの宿」として有名な、和倉温泉の加賀屋で、能登半島地震の被災からわずか一月で、奇跡的に営業再開を果たした宿の女将である小田真弓さん。
長野県八ヶ岳山麓の茅野市で「住民とともに作る地域医療」が、国が進める「地域包括ケ…
│掲載日:2017年06月22日│
国は「働き方改革」を「一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ」と位置づけ、多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するとして、残業の縮減や休暇・休日の増加を掲げています。
しかしながら、民間事業者にのみ、残業の圧縮や規制を課すばかで、官庁や公立学校の教員の働き方改革の話は聞こえてきません。
過去、県庁職員の残業、教員の長時間勤務の実態についてお尋ねし、年間1000時間を超える残業が珍しくない実態をご答弁いただいていますが、まず、公務員の働き方改革、警察や教員をはじめ県庁職員(議会や財政担当職員)の…
│掲載日:2017年06月22日│
東京都が職責や勤務年数に応じて賃金体系を定める人事制度の導入を条件に2017年度から保育士1人あたり月額平均4万4千円の給与補助を行なうとしたことをきっかけに、 国は、保育所等で働く全職種の給与を2%(月額6千円程度)改善し、民間の認可保育所で働く経験年数七年以上の中堅保育士約10万人を対象に、「副主任保育士」「専門リーダー」の役職を新設し、月給に4万円を上乗せし、 経験年数3年以上の若手向けに「職務分野別リーダー」職を新設し、研修修了を要件として月給5千円を加算する「待遇改善」を発表しました。
厚労省によれば、保育士の離職率は、年間に10%を超える。また、潜在保育士に対する…
│掲載日:2017年06月22日│
島根県旅館ホテル生活衛生同業組合の平成29年度総会が開催され、昨年1年間で全体の5%にあたる11件の廃業・脱退が報告された。主たる理由は業績不振の2件を除く理由は事業者の死亡または高齢による廃業で、後継者がいないというものです。
国はインバウンドに対応するためとして従来の旅館業法を大幅見直しを行い、『民泊』を合法化したが、従前から事業を継続している法人や個人の施設に対する規制は強化されこそすれ緩和はありません。加えて、ここのところ、県内にはホテルチェーンや外部資本による施設買収や施設新設が相次いでおり、地元の事業者は苦境にさらされているのが現状です。
県では、昨年…
│掲載日:2017年06月22日│
5月の「特別天然記念物コウノトリの誤射死」という非常に残念な事故につづいて、6月には島根県出雲市の山林で、猟友会のメンバー2人が散弾銃でシカを駆除していたところ、一方が撃った弾がもう一方の男性にあたり、男性は大けがをするという重大事故が発生しました。
NET上では島根県への非難が数多く書かれていますが、事故の原因究明と再発防止の取り組みについてお尋ねします。(農林水産部長)
また、カラスやサギなどの野鳥に加えて、クマ、サル、シカ、イノシシなどの野生鳥獣の増加もあり、有害鳥獣駆除にあたる駆除班員の確保や自衛組織の設置が必要ですが、猟友会構成員は高齢化しており、地域…
│掲載日:2017年06月22日│
報道されたとおり、今春、日本の渚百選に選定されている大社の稲佐海岸に大量のアカモクが漂着しました。先年は豪雨災害による流木の漂着もありました。いずれも、海岸管理者である島根県の迅速かつ適切な対応で事なきを得ました。
島根県では、海岸漂着物対策推進協議会を立ち上げ、隠岐や半島部を主に海岸漂着ごみの処理を地域住民と一緒に進めてきたと聞いていますが、現在、海岸漂着ごみの処理体制についてはどのような整備がされているのかお尋ねします。(環境生活部長)
側聞するところでは、国からの交付金をうけて基金が造成され、海岸漂着ごみの処理について、情報提供や平時、緊急時の対応など、海…
│掲載日:2017年06月22日│
報道では小、中学生の15人に1人が発達障がいを抱えると言われています。
過去に、何度も発達障がいに対する診断、認定の必要性と支援を述べてきましたが、一向に有効な対策が見えてきません。障がいを有する人が一般就労に向かうと、多くが解雇されたり早期に退職して引きこもりや無業者になってしまう可能性があります。
障がいを有する人に適切な支援を講じるためには手帳の交付が必要ですが、身体、知的、精神の各障がい認定のなかで、県内では発達障がいを診断する精神障がいにかかわる認定医や専門機関が少なく、支援が後手になるきらいがあると思います。
はじめに、県内の発達障がい者の…
│掲載日:2017年06月22日│
いま、毎日のテレビや新聞、インターネットのニュースを見て、本当に多くの人々が「日本人に生まれて良かった」「日本に生まれて良かった」と感じているに違いありません。
5000万人の国民によって選出された大統領が、支持率が5%前後に落ち込んだとは言え、容疑者の有罪も確定していない時点で、一部の市民のデモで退陣に追い込まれる国。
自分の統治に邪魔になるものは、自分の兄や伯父といった近親者でさえ無慈悲に殺害・排除する最高指導者が君臨する国。
「自国の核心的な利益の保護」として平然と国際法のルールを無視して力による国境線の現状変更を行い、国民の言論、出版などの自由…
│掲載日:2017年02月28日│
施政方針に「IoT」とあり、正直、驚きました。「Internet of Things」は「モノのインターネット」と訳され、パソコンやスマホなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットにつながることで、私たちの生活やビジネスが根底から変わるとされていますが、島根には、まだまだ遠いことと思っていました。
個人の生活においては、ドアロックやお風呂、冷蔵庫、洗濯機などがインターネットにつながることはある程度理解ができ、生産現場における工場のライン管理や監視、物流(宅配)におけるトラックの配送状況の検索などがインターネットにつながることで飛躍的にサービス水準が向上するこ…
│掲載日:2017年02月28日│
国立公園満喫プロジェクトは、日本の国立公園の自然を、日本を訪れる外国人の皆さんに諸外国のナショナルパーク同様、『満喫』してもらう環境省の取り組みですが、ターゲットが「インバウンド」つまり、外国人観光客ということもあり、観光と密接不可分の事業であると考えます。
大山隠岐国立公園はこの国立公園満喫プロジェクトに参画する国内8つの国立公園の1つであり、選定の経緯や今後の期待、可能性などについては、過去の議会で同僚議員からの質疑で明らかにされており、すでに平成28年12月に岡山県、鳥取県、島根県の5地域、16地点を対象に大山隠岐国立公園ステップアッププログラム2020が策定され、平成…
│掲載日:2017年02月28日│