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「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」
これは、「やろうと思えば何でも出来る。出来ないのはやろうと思わないからである。やろうとすることは他人のためではなく、自分のためになることである」という意味で、米沢藩中興の祖にして、ジョン・F・ケネディが尊敬す為政者として掲げた上杉鷹山の遺した言葉です。
上杉治憲(鷹山)は日向高鍋藩主の次男として生まれ、米沢藩に婿養子として迎えられましたが、石高15万石の米沢藩財政は2度に亘る国替えによる石高削減にも、120万石当時の家臣団6000人の召し放ちをせず、人件費が藩財政の8割に達するなど深刻な財政窮乏に…
│掲載日:2019年06月17日│
先ごろ、厚生労働省から全国の合計特殊出生率が発表され、平成30年度における島根県のそれは、前年度より.02㌽上昇し、全国2位の1.74とされましたが、出生数は大きく減少しており、一般には分かりにくいものでした。そもそも、合計特殊出生率とは、どのような統計数値なのでしょうか。仮に、平成30年に2.07だと出生数はいくらになる計算ですか。また、対象年齢となる女性はすべてが結婚しているわけではありませんが、独身者はカウントされているのでしょうか。(健康福祉部長)
また、人口減少に歯止めをかけるためには、自然減を上回る社会増と出生数の維持が不可欠です。しかし、島根県の現状は生まれる…
│掲載日:2019年06月17日│
「8050問題」は「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題で、一般にはひきこもりの人がいる家庭の問題とされていますが、県内の状況を見ますと、多少、事情は異なりますが、(老親の介護で、職を続けることが難しいという問題で)老親と中高年独身者の暮らす家庭にも同様の問題が生じているように見えます。以前、県内のひきこもりの現状を尋ねたところ、プライバシーの問題で、調査は難しいとの答えがありましたが、ひきこもりを原因にした痛ましい犯罪事案や心中などが社会問題化する中では、放置できる問題ではありません。まず、県内の現状把握がどのようになっているのかお尋ねいたします。また、中高年独身者…
│掲載日:2019年06月17日│
昨日から思わぬ強い西風の春の嵐が吹き荒れ、2月初めには三十数年ぶりの大雪で、県内各地に被害が広がっています。執行部各位には、被害を受けた県民に対し、迅速・適切な支援を行っていただくようお願いする次第であります。
去る1月31日、元シャープ副社長の佐々木正氏が永眠されました。LSIや液晶、そして太陽電池など世界の半導体産業の基礎を作り上げ、アメリカでは「ロケットササキ」、日本では「電子立国の父」と称される偉大な技術者であり、この人なくしては、アップル創業者である故スティーブ・ジョブズ氏やソフトバンクグループの孫正義会長の成功はなかったと言われております。浜田市ご出身の佐々木氏は…
│掲載日:2018年03月01日│
東京一極集中を是正し、人口の地方分散を進める地方創生は、未だ東京圏への人口集中が続いており、このままでは、掛け声だけで終わる可能性が強いと思われます。島根県の総合戦略に基づく政策展開は、長期的な課題と当面する課題が並列的に盛り込まれているため、短期集中的に投入する対策とある程度時間をかけて行う必要がある対策、恒常的に実施しなければならない対策の区別が曖昧になっていると思われます。
何と言っても、人口対策で最重要となるのは、島根県の長期的な人口減少の要因となっている年少人口を増加させる対策であり、出生率ではなく出生数を増加させるために、未婚若年層の結婚奨励対策を強力に推進する必…
│掲載日:2018年03月01日│
広報予算の集約化を図り、重複やムダをなくすことは極めて有意義に感じます。
対外広報というと、観光誘客のプロモーションや国立公園満喫プロジェクトを思い浮かべますが、まず、各部局が計上している政策広報や対外広報の所要額を合わせると年間どのくらいになるのかお尋ねします。(総務部長)
今年の「竹島の日記念式典」は参加者も少なく、式典の内容もマンネリで、さながら国政政党代表のスピーチコンテストの観がありました。新聞(全国紙)紙面での扱いは、全国紙の社説が2社となり、全ての全国紙が取り上げるなど、TV報道こそ平昌オリンピックもあって露出は少なかったものの、島根県での熱とは逆で…
│掲載日:2018年03月01日│
厚生労働省は地域包括ケアシステムについて2025年からの完全実施を、2040年に先送りを示唆したと報道されていますが、その真偽と県内市町村の整備状況(進捗状況)についてお聞かせください。(健康福祉部長)
また、地域包括ケアシステムについては、共助とされている生活支援などについて地域的なアンバランスや遠隔地の医療・介護の訪問サービスの採算性など、克服すべき問題点が解決されていません。
また、過疎化による医療・福祉・介護事業の人材不足は深刻で、老々介護が増加し、片方が亡くなった後のケアも大きな問題となりつつありますが、現状の問題点と今後の課題および対応策についてお聞か…
│掲載日:2018年03月01日│
国保会計の広域化によって高齢化率が高い島根県の医療費が増嵩し、当分の間は加入者が支払う保険料が高くなる傾向が続くと考えられますが、国保広域化について現状の問題点についてお聞かせください。(健康福祉部長)
サービス開始から5年目となるまめネットですが、同意カードの取得の状況と利用状況(参画医療機関の数や稼働状況など)についてお聞かせください。
また、このサービスの開始によって医療現場にどのような変化が生じ、診療のみならず介護や投薬分野への波及(拡大)はどの程度になっているのかお聞かせください。(健康福祉部長)
増高する医療費のムダをなくし、保険会計を安定…
│掲載日:2018年03月01日│
平成21年から島根県が取り組んできた島根県版GAPである美味しまね認証については、他の都道府県よりも取り組みが早く、ノウハウの蓄積もできているように思います。
しかし、認証開始からかなりの時間が経過しても、生産者へのアプローチ不足や有利販売につながらないなどの評価によって、参画する生産者の数は増加していないようです。
ところが、東京オリンピックの開催決定に合わせて、国がGAPの推進を掲げたことから、急激に関心が上昇し、JAしまねも本格的に取り組む方針と聞いております。美味しまね認証は国内規格であるJ-GAPに準ずると評価され、登録にかかる初期経費や認証の継続にかか…
│掲載日:2018年03月01日│
先ごろの山陰中央新報の報道によると、平成29年に島根県を訪れた外国人観光客数は全国最下位とのことでした。
外国人観光客を増やすためには島根県の情報発信が不可欠ですが、国際空港や大型港湾などのゲートウエイが脆弱な島根県にはきちんとした戦略が必要です。
平成27年に自民党議員連盟が提出した観光誘客に関する提言には、島根県の観光広報のコンセプトを「ご縁」「本物」として進め、外国人観光客の誘客にはMICEが極めて大きな手段であるとありました。
MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関…
│掲載日:2018年03月01日│