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質問に入ります前に、最近とみに残念に感じた事項を申し上げ、少しお考えいただきたいと思います。
8月14日未明から始まったアテネオリンピックは柔道、水泳、体操、レスリングなどかつて日本のお家芸とされていた種目の復活によって大きな感動を与えました。女子マラソンの2連覇や室伏選手のハンマー投げももちろん素晴らしい成果ですが、陸上男子の400㍍と1600㍍リレーの4位入賞は「やればできる」との大きな感動と「もう少し」との次への期待、希望を与えた象徴的なことでした。 寝不足の朦朧としたなかで「日の丸」に頭を垂れ「君が代」に涙する姿に言葉では言い尽くせない歓喜と感動を覚えました。島根県関…
│掲載日:2007年03月27日│
子供達の基礎学力が低下しているのではないかと思いますがいかがでしょうか。県内学校の基礎学力の推移はいかが把握されているのでしょうか。「ゆとり教育」とやらで土曜日が休みになり、地域や交流、ボランティア学習といった事象の導入でいわゆる授業時間数が大幅に減少したことに伴い教育カリキュラムは簡素化されています。そのせいかどうか分かりませんが、高校卒業生の加減乗除の計算力や国語の理解力は小生が面接したり、職業能力開発協会の適性試験結果等から判断いたしますと目を覆いたくなるような実態です。
同じように、県内学校のいじめ、問題行動についてはいかがでしょうか。近頃の学校で行われているいじめや…
│掲載日:2007年03月26日│
島根県は産業別の就労人口と粗生産、所得をどのように誘導するつもりですか。
例えば、農業で言えば就労者、1人当たりの経営面積、粗生産額、収益はどう見込むのでしょうか。水産業、林業はどうなのか。私は、今までこうした視点が少し弱かったのではないかと思うのです。民間企業であれば、年間売り上げ、利益をいくらに設定し、それを実現するための生産体制、人員設備投資、資金計画など徹底した数値計画を立案し経営責任が明らかにされますが、行政はと言うと、例えば農業関係予算が1000億円も投入されているのに生産は700億円だとの指摘がされています。
ここ数年公共投資が減少し、関連業種とりわ…
│掲載日:2007年03月25日│
私は明治19年創業の黄昏れ旅館の4代目ですが、極めて厳しい時代にある本県観光業界からの肉声としてお聞き下さい。
平成15年の観光動態(速報値)と、この10年の推移および消費額(単価)はどのようになっていますか。
(商工労働部長)
平成15年度は国内観光が伸び悩むなか、JRのキャンペーンもあり、前年比-2.9%と微減となりました。平成5年の年間観光消費額の推計値は841億円、平成14年は1,033億円で23%の伸びとなっています。また、観光消費単価を平成9年と平成14年で比較すると、県内宿泊客は23,684円から22,192円。県外宿泊客は33,76…
│掲載日:2007年03月24日│
園山繁です。いま、平田が注目されております。上げ潮です。ここ、松江から見れば平田は西側で日の沈む地域ですが、出雲市との合併によって東側、日が昇る地域になるからではないでしょうが、日の出の勢いです。4月には温泉が自噴しました。56.8℃、1分間に630㍑の湧出が確認されました。7月には民間資本による道の駅を中心とした商業・サービス施設、12月には温浴施設がそれぞれオープンします。今朝の新聞では国内最大級の風力発電施設の建設が計画されているとの報道がされ、先日は官民による電力と水素の先端技術研究会が発足しました。
そして、何よりも平田高校の高校野球春期中国大会での初優勝、陸上の日…
│掲載日:2007年03月23日│
介護保険制度が開始されて5年が経過いたしました。本県でも保険運営を単独市町村で行っているところや広域市町村で対応するなど様々な形態で事業が行われてきましたところですが、保険の目的である介護の社会化については概ねその目的を達成しているように感じております。しかしながら、保険給付額が年々10%も上昇傾向にあるなど、当初の見込みを大きく上回る状況で、介護サービスの高度化、要支援・要介護対象者の重度化をはじめ在宅サービスから施設介護サービスへのシフトなど抱える問題も少なくないと聞いております。先ず、介護保険制度の開始から現在までの給付額の推移について明らかにされたいと存じます。また、規制緩和によ…
│掲載日:2007年03月22日│
先日、宍道湖、中海の昨年の水質状況が報道されておりました。それによると夏期に雨が多かったために若干改善も見られるものの各種の数値は概ね横バイであるとのことでありますが、まず、宍道湖・中海に流入する河川を含めた近年の水質状況の推移についてお尋ねいたします。また、この水域の下水道、集落排水、合併浄化槽の整備状況はどのようでしょうか。
宍道湖、中海ともに生活廃水処理が進んできたとは言え、汚濁が進んでいると言われております。しかし、最近の傾向は斐伊川や飯梨川などの大型河川よりもむしろ流入中小河川の汚濁が無視できない状況になっております。食管制度によりコメが公定価格であった頃は、圃場や…
│掲載日:2007年03月21日│
昭和47年、島根県は野生のホンシュウジカの自然生息地域として島根半島弥山地域約7000ヘクタールをオスジカ捕獲禁止区域に設定し、絶滅のおそれがあるとされるレッドデータブック登載動物のホンシュウジカの保護をはじめました。具体的には、鰐淵寺と日御碕周辺の鳥獣保護区と出雲大社周辺の銃猟禁止区域とともにオスジカ捕獲禁止区域の設定により、メスジカが鳥獣保護法によって狩猟が禁止されていることから事実上この地域はシカのサンクチュアリとなりました。昭和47年からの10年間、シカの捕獲がほとんどされずに保護されたことから相当数の個体数の増加があったと推定されています。
一方で、昭和50年代の初…
│掲載日:2007年03月20日│
金融状況の変化、制度改革により金融機関の体質強化や自己資本増強がは図られており、結果中小、零細企業への貸し出しは極めて厳しい状況となっております。貸し渋り、貸し剥がしと言われる状況も事実であり、既存債務の債務保証を担保による個人保証から保証協会保証に変更した途端、資金ショートによりデフォルトした例があるなど深刻です。特に、縫製や弱電等中国や東南アジア諸国との厳しい価格競争下にある業種は特定不況業種とされており、この10年間に事業所数は半減し、就労者は1/3になっています。銀行の融資やリース契約が拒否されるなど深刻な実態と聞いております。県では、こうした厳しい状況にある業種の状況についてど…
│掲載日:2007年03月19日│
宍道湖・中海のラムサール条約登録についてお尋ねいたします。
知事は宍道湖・中海のラムサール条約湿地帯登録を目指すとの表明をされました。この表明は宍道湖・中海の淡水化事業中止の決定の直後で、事業中止に伴う地域イメージの挽回という側面があることを否定するつもりはありません。しかし、現在も宍道湖周辺での野鳥の農作物被害があり、私たちのようにシカをはじめとする野生生物の保護行政のツケを一方的に負わされている関係者からすれば「何を勝手なことを言っているのか」との思いがあります。確かに宍道湖・中海は野鳥の宝庫です。とりわけキンクロハジロをはじめとするカモ類の繁殖地としては有数の場所でしょ…
│掲載日:2007年03月19日│